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2002年

アンヌによる各収穫年の解説


この年は、さい先の良いスタートを切り、春の雨も耕作作業にさほど影響を与えなかった。時間通りに剪定作業を終え、発芽はやや早く始まった。春先の霜害が少し心配された。しかし、4月、5月と何も問題は発生せず、全て順調だった。


開花は6月10日頃始まり、不安定な天候のもと6月20日頃まで続いた。それゆえ、少々の結実不良の発生が予想されていた。小粒から成るかわいらしい房から大粒のものまで、最終的にいろいろなぶどうの房ができた。将来のタイユ・ロワイヤ型剪定に備えた区画のものは、収穫量を制限するためにエパンプラージュ(摘芽、芽かき)が細心の注意を払って行われた。降水量が少なかったため、ベト病の心配はあまりなかった。暑い期間に、硫黄剤によってうどん粉病対策が適切に行われた。殺虫剤は使用されなかった。要するに、8月末までは完璧なぶどうの房が生った健全な畑であった。夢のようであった。


9月初旬の雨と冷気が熟成を抑制してしまった。その後、運が戻ってきて、9月の10日頃に北東の風が吹き始め、ボトリティス菌を乾燥させ、糖と酸を凝縮させた。奇跡のようだった。収穫作業は9月20日に始められ、白ぶどうを収穫し終えた10月1日まで続いた。


赤ぶどうの厚い皮と少ない果汁量により、心地よいタンニンと透明で美しい色調のワインが生み出された。私達が介入しなかったのは正しかった。純粋な自然により、このような素晴らしいヴィンテージが生み出されるのだ。集中した風によって、白は良く熟し、満足のいくワインに仕上がった。純粋で肉付きが良く、新鮮さが全面に出ていて、果実味がはっきりと感じられる。楽しんでお飲みいただけるワインでしょう。



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